2015.10.07

長野県に、半年間「おためし」移転します。

こんにちは、株式会社Tapitの代表取締役の西川真央です。

このたびTapitは、長野県長野市に「おためし」移転することになりました。

20151006_Tapit

実は、引っ越しも完了してまして、10月から長野県長野市にあるCREEKS COWORKING NAGANO(クリークスコワーキング長野)というコワーキングスペースで働いています。

こんな感じのオフィス。左奥にある個ブースも借りてます。
Creeks Coworking Nagano

どうして縁もゆかりもない長野県に移転することになったのか、また移転を決めた理由などについて書きたいと思います。

どうして長野県?半年間の「おためし」って?

今回、僕たちは長野県が実施する「まちなか・おためしラボ」の参加者として長野県に移転しました。

まちなかおためしラボ

この「まちなか・おためしラボ」というのは、長野県が、サービス産業振興の一環として、IT人材の県内誘致を図る為に実施している企画です。その企画というのが、半年間ほど長野県で働くことを「おためし」してみませんか?というものです。

「まちなか・おためしラボ」とは

趣旨と具体的な支援は、おおよそ以下のようなものです。

(1)趣旨
地方での事業実施を考えている首都圏等のIT人材(企業)に、県がオフィスや住居を提供し、県内に住んで仕事をする「おためし」の機会を提供します。この「おためし」を通じて、本格的な居住や拠点設置を検討していただき、県内へのIT人材誘致のきっかけとします。
(2)県が行う主な支援
・住居の提供:主に県有の一戸建て住宅を原則無償で提供
・各種補助 :オフィス(コワーキングスペース)利用料、移転費、首都圏への事業用交通費等
・補助上限額:1名あたり24万円

参加条件や選考などの詳細は省略しますが、この「まちなか・おためしラボ」の企画は、主旨が「人材誘致」ということもあり、非常に制約が少ないことが特徴です。オフィス利用料・事業に関する交通費だけでなく、引っ越し代を含む移転費も補助対象となり、半年間の移転に伴って発生するコストをある程度カバーしてくれます。また、県が行っている企画なので、県の職員の方が地域の方などを積極的に紹介してくれるのも特徴です。

移転を決めた理由

移転を決めた背景としては、Tapitのミッションが関係しています。

「人らしくあれる」を創る

Tapitのミッションは、「人らしくあれる」を創るです。

僕たちが考える「人らしくあれる」とは、人らしく暮らし、働き、生きていくということです。(逆に、「人らしくない」と思うのは、人がやらなくても良い作業に忙殺されてしまう事や、合理性や効率性ばかりを追求する価値観など。)

僕たちは、この「人らしくあれる」社会を、2つの方法で実現させたいと考えています。

1つ目の方法は、Tapitが提供する事業からです。企業が自社で行う必要のない作業を適切にアウトソースしたり、システムを活用したりすることで、クリエイティブで価値のある「その会社で働く人にしか出来ない、人らしい仕事」に集中出来るようになるはずです。Tapitでは、そのような事業を中心に展開していきたいと考えています。

2つ目の方法は、僕たち自身が、「人らしくあれる」働き方や生き方を実践することです。僕たちが実践することを通して、少しでも多くの人に影響を与え、「人らしくあれる」という価値観がもっと大事にされる社会になれば良いなと思っています。

「東京を離れ、長野で働く」という今回の移転は、そんな僕たちが考える「人らしくあれる」働き方を試せる良い機会になるはずです。

影響を受けた会社

最後に、僕が大きく影響を受けた会社を2社挙げておきます。働き方を考えるきっかけになれば嬉しいです。

1社目は、プロジェクト管理ツールを提供しているBasecamp (37signals)です。日本でも書籍が出版されてますし、著者の1人はRuby on Railsの作者なので、ご存じの方は多いかもしれません。

働き方については、『小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕』で書かれています。

リモートワークについては、『強いチームはオフィスを捨てる』で書かれています

2社目はソーシャルメディア運用ツールを提供しているbufferです。とても面白い会社で、全従業員の給与(と計算方法)を完全公開していたり、世界中からリモートで働いたりしています。以下のブログ記事などが特におすすめです。

”Introducing Open Salaries at Buffer: Transparent Formula and All Individual Salaries”
”The Joys and Benefits of Working as a Distributed Team”

僕も久しぶりに本とブログを読み直してみようと思います。
今回は以上です!