TapitTapit

5歳の甥っ子がハマるYouTuberについて調べてみた

IMG_0999

こんにちは、足立です。

最近、よく耳にする「YouTuber(ユーチューバー)」という単語。
テレビではなく、YouTubeの中にいる芸能人のような存在だそうです。

「最近の子どもはテレビじゃなくて、YouTubeでYouTuberを観る時代だよ」

なんてことを友達が言ってましたが、いまいち実感がありませんでした。しかし、年末年始にそのことを身近に感じる出来事があったので、その体験をまとめてみました。

5歳の甥っ子がYouTuberに夢中になってる!

ここ1年くらい、僕の甥っ子(5歳)はiPadでYouTubeを観ることにハマってます。

ほんと飽きずにいつも観てるよなー。くらいにしか思ってなかったのですが、iPadから聞こえてくる声はいつも同じだということに気が付きました。

もしかして、これが噂の「YouTuber」か。

まだ5歳の子がメロメロになるYouTuberってどんな人なのか、調べてみました。

観ていた動画はこちら。

トッキュージャー(日曜の朝にやってる戦隊モノ)のおもちゃを組み立てたり、妖怪ウォッチのカードを開封して何が出るか解説してる動画のようです。

どんな人が何の目的でこの動画をあげているの?

この動画ってどんな人がなんの目的で上げてるんだろう?
そんなことが気になり、投稿者のことを調べてみることにしました。

この動画をUPされているのは、レオンチャンネルという方。
動画一覧を確認したところ、甥っ子が観ていたような動画をメインに1日2本ほどUPされています。声の感じからすると、20〜30代くらいの男性でしょうか。
さらに調べてみると、最近CMなどでよく見かけるHIKAKINと同じ事務所に所属している人気のYouTuberらしいです。

ということで、この動画はメーカーなどが販促目的で上げているものではなくて、どうやら個人が収益目的でUPされているもののようです。
そうなると気になるのが、この人は動画をUPすることでどれくらい儲けているのか?ということ。
過去の動画の再生数からざっくり算出してみました。

動画を配信することでどれくらい儲かってるの?

そもそも、YouTubeに投稿することでどれくらいの収益が上げれるのか、そこから調べてみました。
基本的に、得られる収益は再生数に比例して増加するようです。
その金額は所説あるようですが、だいたい「1再生=0.1円〜0.5円」くらいが相場のようです。

参考:YouTubeの「1再生あたりの収益はいくらなのか」調べてみた

では、このレオンチャンネルさんはどれくらいの再生数があるのか、直近1ヶ月にUPされている動画の再生数を調べてみました。

2014年12月のに公開された動画の数値

UPされた動画数:83本
動画の再生数:14,264,649回

なんと、1千万再生超え…
1再生辺りの収益が0.1円だったとしても、150万円ほどの収益があるということになります。
しかもこの数値、2014年の12月に公開された動画だけの数値です。
それ以前に公開されたものの再生数やスポンサー収入も含めると更なる収益になると考えられます。

そりゃ、動画広告の概念も変わるよね。

今まで「動画広告」といえば、

  • テレビ
  • 動画サイトで最初に出てくるやつ
  • 電車内の広告

などが僕の身近にありました。
これらはどれも、受動的になんならイヤイヤ観るようなものでした。

しかし、いま僕の目の前にいる5歳の子どもは「動画広告」になり得るコンテンツを能動的に、しかも楽しそうにみています。

今まで抱いていた「動画広告」のイメージを変えなきゃいけないねと感じました。

さいごに

IMG_1001

自分たちのころはお正月に新聞の折込チラシに入ってる、おもちゃ屋の広告が楽しみだったのに、時代は変わったなーとしみじみしてました。

ところが、、、やっぱり時代は変わっても折込チラシも好きなんですね、子どもって。