ホームページをリニューアルしました。
Tapitらしいホームページにしていきますので、宜しくお願いいたします。
今回は、ホームページのリニューアルをお知らせすると共に、そもそも、なぜホームページのリニューアルを行ったのか?を、簡単に説明します。
ホームページのリニューアルを検討している方の参考になれば幸いです。
リニューアルのきっかけは「お客様視点」から
まず最初に背景から説明します。
現在、弊社の中心事業は受託案件です。有り難いことに、既存のクライアント様からのリピート受注や、新たなクライアント様のご紹介などで、案件としては十分な状況が続いています。その為、新規の営業活動は特に必要なく、ホームページも簡単なものを作っただけで、放置していました。
ホームページのリニューアルの話が出てきたのは、新規事業に関連してです。現在、新規事業として、法人向けのシステムを開発しており、リリース後に上手くユーザーが拡大すれば、これまでと違って、僕たちTapitのことを何も知らないクラアイント(ユーザー)が発生することになります。
これまでのように、直接交流できていた場合は特に必要なかったのですが、今後の事業展開を考え、システム提供者の情報を知りたいクライアント(ユーザー)への対応として、ホームページのリニューアルを行うことにしました。
ホームページの目的は「人となりを知って貰うこと」
当たり前のことですが、何事も目的を明確にしておくことは大事です。
ホームページは、企業情報を発信するだけの場なのか、それともインバウンドマーケティング¹的な集客ツールとして活用するのかによって、リニューアル後の姿は変わってきます。僕たちの場合は、ホームページは、あくまで「企業情報の発信の場」であると考えました。今後、新しい事業で集客が必要になった場合には、各事業ごとに行うことを想定しています。
そして、ホームページでの一番の目的を『人となりを知って貰うこと』とし、発信する企業情報は『弊社メンバーからの有益な情報』としました。
Tapitとは、どんな会社で、どんなメンバーがいて、一体何を考えているのか。事業/サービスの表側だけでなく、その裏側(人となり)まで知って貰える機会の提供を意図しています。
人となりを知って貰う必要はあるのか?
そもそも、人となりを知って貰う必要があるのか。そう考える方もいるかもしれません。
「理念や価値観は、何でも良い。大事なのは、提供する価値である。便利で、安くて、良いものが手に入れば他は関係ない。」もちろん、提供する価値が非常に重要であることに異論はありませんが、それが全てじゃないと僕たちは考えています。
例えば、A社とB社から同じような商品が販売される時、その会社の理念に共感していたり、働いているメンバーの人となりを知っていることが、商品選択の大きな判断理由になるはずです。
また、人となりを知って貰うことは、小さい組織にこそ必要だと考えます。大企業とは違い、小さいチームである僕たちだからこそ、背景にある理念や価値観を明確に提示し、それに共感してくれる人たち、つまりTapitのファンを増やしていかなければなりません。提供する価値そのものが重要なのは当たり前ですが、それに加えて、愛着や親しみを持って貰い、単なるソリューション以上の存在になることを僕たちは目指しています。
まとめ
弊社がホームページをリニューアルした理由は、会社の人となり(理念/価値観)を理解して貰う場が必要になったと考えたからです。
ホームページの活用方法や運用方針は、会社の経営方針やビジネスモデルによっても変わってきます。ただ、規模の小さいチームにとっては、会社の人となりを理解してもらうことはとても重要だと考えます。
弊社のホームページも、試行錯誤しながら運用していきます。運用方針などは、今後も発信していきますので、どうぞお楽しみに。
インバウンドマーケティング¹ : 広告出稿などのマーケティング活動とは異なり、(潜在)顧客に価値のある情報を発信することで、検索エンジンやSNSを通じて商品やサービスを見つけてもらい顧客化させるマーケティング活動。